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名古屋コーチン鍋無料振る舞い 市民公園まつり
[2017.06.03]
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800人鍋をかきまぜる婦人会員
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大量の具材を調理する婦人会員ら
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お待ちかねのコーチン鍋を受け取る来場者
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お母さんに食べさせてもらう子ども
小牧市大草の大草婦人会19人(波多野正子会長)は3日、同市の総合公園「市民四季の森」で18日まで行われているバラ・アジサイまつりの催しで、「名古屋コーチン入りこまき地産地消鍋」を無料で振る舞いました。毎年開催され今年で13回目となります。12時半からの配布開始配布前から長い行列ができ、30分足らずで先着800人分の配布が終了しました。
名古屋コーチンは、管内の養鶏農家の稲垣利幸さんが育てたものを使用。稲垣さんの鶏は、脂にこくがあっても皮が柔らかいのが特徴です。市内の日本料理店にも食材として提供しています。
一般社団法人・日本記念日協会(長野県佐久市)が昨年、3月10日を「名古屋コーチンの日」と認定したのをきっかけに、小牧商工会議所と市は今年の3月9、10日の両日、コーチン関連商品の即売を初めて実施しました。
名古屋コーチン10kgに、ダイコン・ニンジン・ゴボウ・ネギ・ジャガイモなどの野菜を合計約40kg使った具だくさんの地産地消鍋です。だしは、削り節を2kgと昆布でとり、みりん、醤油で味付けする和風風味です。当初はカレー味ベースなども考えましたが、栄養士と相談してコーチンの味を最大限引き立てる醤油ベースに決まりました。この味一筋で13年間続けています。
準備は朝の9時から開始。総量40kgもある野菜を手際よくカットしてき、2時間足らずで下準備は完了しました。
家族で訪れた来場者は「子どもを遊ばせるために来たら、嬉しい振る舞いがあってよかった。だしがとてもよく染みていておいしい」と笑顔で話しました。また毎年コーチン鍋を楽しみに来ている人は「この鍋を食べると心が落ち着く。また来年も食べたい」と満足の様子でした。
会場では、地元農家の堀尾真さんが作った野菜を市の農政課と協力して販売しました。ニンジンやキュウリ、トマトやカボチャなどの旬の採れたて野菜は、販売開始から1時間ほどでほぼ完売する大盛況でした。