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名城大生が「しのおかの桃」販売戦略を提案 若い感性で産地活性化へ

[2025.12.17]

▲地域活性化について関係者に提案を行う学生

 名城大学 澤田慎治准教授ゼミは11日、天白キャンパスで「しのおかの桃」のマーケティング戦略発表会を開催しました。産学連携協定を結ぶ当JAと中部電力と協力したこの取組みに、関係者と学生計31名が参加。産地活性化に向けた意見交換を行いました。

 本取組みは、学生の豊かな発想や創造力を新パッケージ等に活かし、産地のブランド力向上につなげることが狙い。今年度は前期に「新パッケージデザインの検討」を行い、今回はその後期の取組みとして、調査やグループワークを実施、パッケージの刷新に加え、産地をさらに盛り上げるための「+αの提案」を検討してきました。

 発表会では5つのグループがプレゼンテーションを行い、学生たちは「YouTube Shorts」を活用した認知拡大や集客イベント、消費者に訴求する「情緒的ブランド価値」の創出など、多角的な視点でアイデアを発表。営農企画課や小牧東部営農生活センター職員が実務的な視点から講評し、実現可能性やターゲット設定について活発に意見を交わしました。

 発表を終えた西垣優さんは「普段の授業とは違い、課題を発見し自由な切り口と根拠に基づいたアプローチをすることは、非常に新鮮で自身の成長になりました」、鈴木愛菜さんは「地域に愛される素晴らしいブランドとして、多くの人に知ってもらう手助けになれば嬉しいです」と振り返りました。

 当JAでは今後、提案内容を関係部署で共有し、次年度以降の販売戦略などに活用していく方針です。

▲発表後に意見を交わす学生とJA職員

▲提案だけでなくレーザーカッターでサンプルを作ったグループも

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