
営農渉外が栽培研修会の講師に初挑戦 営農指導課
[2025.02.28]

▲参加者の前で説明をする営農渉外
営農指導課は25日、田楽支店ふれあい委員会主催の「家庭菜園向け春夏野菜栽培研修会」にて、営農渉外を講師として初めて起用しました。
営農渉外は管内農家の支援や地域農業振興のため、JA組織と農家の橋渡し役として8年前から取組みを始め現在はエリア別に6人が活動しています。管内は少量多品種を栽培する小・中規模農家が多く存在する中で、多様な品目の栽培技術や知識等が求められる環境となっており、営農渉外のスキルアップが課題となっていました。
このような状況下、同課は農家向け研修会を教育や研鑽の場として活用出来ないかと着目し、これまでは営農技術指導員が一人で担当していた研修会を、営農渉外と共同して講師を務める形式へと試験的に変更。登壇準備として営農渉外同士が資料作りやロープレ等で検討を重ねることを通じ、栽培知識やコミュニケーション力の向上を狙う他、渉外活動に自信をつけ農家との関係強化へと繋がることにも期待します。
初めて講師を務めた入組2年目の尾関さんは「3ヵ月程の間、営農技術指導員の先生や他の職員に協力してもらいながら毎日のように練習してきました。しっかりと伝える内容を理解した上で、伝わりやすい言葉を選んで説明するように気を付けました。経験をたくさん積んで渉外活動に活かしていきたいです」と話しました。
営農指導課では今後、参加者の意見を取り入れながら他の渉外担当者についても順次実施を予定しています。