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地元大学と生産者が協力 ブドウ着色促進研究

[2023.07.18]

▲色差計でブドウの果皮色をチェックする中尾准教授

 春日井市にキャンパスを置く名城大学農学部の中尾義則准教授は6月下旬、地元ブドウ農家の尾関潔さんのほ場で、青色LEDを用いた光ストレスによる赤色ブドウの着色促進について実証実験を始めました。

 中尾准教授による6年間の研究成果により、栽培時の光ストレス負荷が着色の元となるアントシアニン蓄積を促進できることは確認できており、現在はより濃度の高い着色を目指して、最適な照射方法や効率的な照射条件を模索しています。今回は同条件で栽培されているクイーンニーナ6房を用い、同照射時間で照射角度を上方、下方、無照射と3条件設定し、週1回のモニタリングと色差計によるデータ収集を収穫直前まで続けます。

 これまでは同学部のほ場で実験を行っていましたが、「実際に出荷されていく生産現場で研究を進めたかった」という中尾准教授の想いと、地元生産者のマッチングを営農企画課が支援することで今回の実証実験へと繋がりました。

 中尾准教授は「今回は本格的な実証実験の足掛かりとしてデータ収集を進めています。有名なブドウの産地なので、地元生産者の方と協力しながら研究が進められることは大変ありがたく、貴重な意見を研究の糧にしていきたいです」と意気込みを話しました。

 今年度の実験は8月中旬頃まで続ける予定です。

▲ブドウの生育状況を説明する尾関さん

 

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