地元大学と生産者との交流活性化 農業分野研修会
[2023.10.03]
農業振興部は27日、名城大学農学部附属農場(春日井市鷹来町)で農業分野研修会を開き、各地区じねんじょ部会・エビ芋研究会と営農職員計22人が参加しました。
耕地面積10haの農場を持つ名城大学農学部附属農場では、果樹・野菜・花き等の6分野おいて実習教育と試験研究、農産物の販売などを行っています。職員の知識向上や同学部との繋がり強化を目的として昨年度初めて開催されたこの研修は、今回さらなる地域交流のため管内3つの部会員も招待されました。研修会が始まると、総合案内役の森田隆史准教授により農場見学や、「野菜のはなし~里芋と山芋を中心に~」と題した講義が行われました。
エビ芋研究会の稲垣桂三会長は「自分たちで毎年当たり前のように取扱っている農産物も、話を聞いてみるとイメージと違うところもあり大変勉強になりました。栽培や伝承活動の中でも今回の体験を活かしていきたいです」と感想を話しました。
今回の取組みにあたり名城大学と産学連携に関する包括協定を結ぶ中部電力㈱が、地域社会の持続的な発展に資する活動の一環として協力しています。