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地元農家が現代っ子に昔遊び伝え     小木小学校

[2019.02.26]

関戸さん(中央右)の用意した缶ぽっくり遊びを体験する児童(中央)

 

 小牧市小木の小木小学校で26日、地元農家・関戸輝隼(てるとし)さんが先生を務め、「昔のお話を聞こう!」といった出前授業を開きました。3年生65人が昔の子どもの遊びや日用品、当時の生活や戦時中の様子を学びました。

 関戸さんは冒頭で「昔はテレビやパソコン、携帯電話もなく、図書館もなくて本も読めなかった。学校はたくさんの人と会え、一緒に話し遊べるので毎日が楽しみだった。戦時中は授業中でも空襲警報が鳴ると急いで自宅の防空壕へ逃げ、警報が解除されるまでそこで勉強や食事をしていた」など自身の幼少期を話しました。

 関戸さんは空き缶を利用した缶ぽっくり、竹馬、たが回しの棒・車輪など昔の遊び道具を紹介すると、児童らは興味津々で注目し、これらを使った遊びを体験しました。

 初めて昔の遊び道具に触れた児童は「竹馬やたが回しは一人ではバランスが取れず、友達に協力してもらいできるようになった。スマートフォンやテレビゲームのない昔は毎日を楽しく過ごすのに、人とのふれあいは大切なものだったんだと感じた」と笑顔で話しました。

 児童らは他にも関戸さんの用意した、ダイヤル式電話、わら草履、竹製弁当箱、拍子木など昔の日用品にも触れ、珍しそうな表情で当時の生活道具を体感しました。

 同校は9年前から総合的学習と社会科の授業の一環で、関戸さんから昔の生活・学校・道具や戦争のころの様子を子ども達に見て、聞かせて、体験してもらっています。

担当教諭に支えられながら竹馬遊びを体験する児童
立てた車輪を棒でバランスを取りながら、たが回しをする児童 
わら草履など昔の日用品も紹介する関戸さん 
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