新しい部会員を迎え一致団結 桃生産部会 農政懇親会
[2024.04.10]
JA尾張中央桃生産部会は9日、小牧勤労センターで農政懇親会を開き関係者計54人が参加しました。
この懇親会は桃生産の開始に合わせて毎年行われる定例行事で、参加者は生産者以外に愛知県、JA、資材販売業者、加工業者と多岐に渡り、今後の出荷に向けて親交を深め連携強化を図ることを目的に実施されています。担い手育成と後継者問題を抱える同地区の桃栽培ですが、今年度はJAと愛知県農業改良普及課とが協力し、生産者兼同地区農業委員の伊藤初美さんが新規就農者の谷口さんを受け入れることで、部会員が1名増加しました。
冒頭の挨拶で伊藤真二部会長が「先の天気予報を見ると今年の気温は高く推移すると予想され、良質な桃の出荷に期待できそうです。お互いの親睦を深めて今シーズンも頑張りましょう」と関係者を激励すると、新規部会員として紹介された谷口さんは「農業大学で1年間勉強をしながら、伊藤さんのほ場で経験を積んでいきます。全く農業に関わったことはないですが、皆さまのお力を借りながら就農に向けて精一杯努力します」と意気込みを話し、参加者から大きな拍手が送られました。
管内の桃栽培は授粉作業が終わり、4月下旬頃より予備摘果を予定しています。