
来年を意識した摘果を 桃生産部会
[2023.05.08]
桃生産部会は2日、小牧市高根の鈴木明さんの桃園で仕上げ摘果と袋掛けの現地指導会を行い、部会員33人が参加しました。今年は4月からの降水量が平年より多く、モモ灰星病などの病害の発生に注意です。
尾張農林水産事務所農業改良普及課の佐野達也主任は「結実について、冷気の溜まるところでは一部『日川白鳳』などで不安なところもありますが、全体的に良好です。摘果をする際は来年に残す枝を意識して行いましょう」と話しました。
須崎静夫営農技術指導員は「着果制限をすると生理障害が発生しやすいため、仕上げ摘果・袋掛け時の修正摘果と回数をわけて着果調整を行いましょう」とアドバイスしました。