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果樹のカラス被害対策に鷹匠を試験導入

[2024.06.05]

▲鷹を飛ばすタイミングを伺う伊藤さん

 営農指導課は今年6月から来年3月にかけ計34回、桃栽培地域を中心にカラス被害対策として、鷹匠である㈱鷹匠と協力しカラスの追い払いや捕獲を実施します。

 果樹栽培が盛んな小牧地域では、ここ数年カラスによる果樹被害が相次いで報告されており、特に桃栽培においては袋掛けの袋が100枚以上落とされたり、未成熟果を突かれたりする等のいたずら被害が拡大していました。これまでもカラス対策としてはほ場にワイヤーを貼ったりバードガードを活用したりする等していましたが、数が増え対処しきれないほ場もあり、次の一手として鷹匠を試験導入します。

 追い払いにはカラスの強い縄張り意識を逆手に取り、鷹が一定の期間追い払い続けることでカラスに鷹のテリトリーを認識させ住処を変えさせます。ただし、追い払いの効果は限定的であるとされているため、さらに抜本的な対策として罠設置による個体数を減らす捕獲を実施します。

 (株)鷹匠の伊藤さんは「鳥の性格によって得意な現場があるので、状況に合わせて臨機応変に使い分けています。カラスはとても頭が良く、車や人もすぐ覚えるので油断させて一気に追い込むことが重要です」と話しました。

 カラス対策は小牧地域を中心に毎回3時間程実施される予定です。この活動にはJA共済の助成金が活用されています。 

▲桃のほ場で鷹を飛ばす鷹匠

▲鷹を威嚇するカラス

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