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桃産地の維持発展に向け協力を モモサポ閉講式

[2019.11.28]

▲稲垣会長から修了証を受け取る受講生

 JA尾張中央担い手支援推進協議会は28日、JA尾張中央本店で「モモ栽培サポーター養成講座閉講式」を開き、受講生・JA職員・尾張農林水産事務所・市職員の計13人が参加しました。 

 管内の桃栽培の歴史は明治時代からと古くから続いていますが、最盛期の昭和35年を境に、住宅開発や担い手の高齢化・後継者不足により農地が減少し、ピーク時の栽培面積881㌶に比べると、平成29年は最盛期の約1割強ほどとなっています。 

 養成講座は地域の伝統的な名産品を維持するため、平成25年から実施して今年で7年目となります。桃栽培に関心のある市民が、桃栽培を手伝う技術を身に付けることを目的としています。愛知県尾張農林水産事務所農業改良普及課と当JAが協力し、摘蕾から摘果・袋掛け・収穫・整枝剪定まで、約1年を通して座学と実習の指導を行っています。 

 同協議会の稲垣武磨会長は「天候に左右されながらも、約1年を通して桃栽培を学んでいただきました。実際に経験した受講者みなさんだからこそわかることですが、桃栽培は1年で学びきれるものではありません。養成講座の次の段階である『モモ栽培サポーター準クラブ員』として活動し、今年培った知識・技術をさらに深めてください」と修了証を一人一人に手渡しました。

 修了生からは「桃農家に生まれ、子どもの頃から手伝いながら自己流で桃栽培をしていましたが、実際に学んでみるとまだまだ至らないことが沢山あると知りました。今後もこの講座を活かし、一番苦手である剪定の技術を高めていきたい」と、桃栽培を続けていきたいという声がありました。 

 今後終了した受講生を対象に、「モモ栽培サポーター準クラブ員」の募集を行っています。「準クラブ員」は、さらに一年間の実習見習いを行います。後に、「正クラブ員」として実習ボランティアを行い、人手が必要な農家の作業を支援し、産地を維持発展させる体制の充実を目指しています。

▲稲垣会長のあいさつ

▲講師を務めた水谷専門員による質疑

▲約1年間の講座の感想を話す受講生

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