極早生品種「なつきらり」収穫 新米はじまる
[2021.08.27]
小牧市池之内で27日、極早生品種「なつきらり」を収穫しました。「愛知123号(銘柄名:なつきらり)」は近年の気候変動への対応や、産地としての認知向上を目指すため、夏期の高温耐性と良食味を兼ね備えた新品種として導入されました。その中でも『「愛知123号」ブランド化推進協議会』で定めた品質基準を満たしたものだけが、愛知県初となるブランド米「愛ひとつぶ」として出荷されます。
品質を高めるため、一定の要件を満たす登録生産者だけが栽培でき、当JA管内では2人の生産者が栽培しています。「なつきらり」は粘りとツヤがあり、モチっとした食感です。味わいのある甘みと、一粒一粒がしっかりもっちりとした弾力が特徴です。「コシヒカリ」に比べて高温耐性があり、欠けや割れなどがなく整った形の米粒の割合が高いと言われています。
生産者は「昨年と比べると収量が増えた。気候変動に対応できる良品質な米を作っていきたい」と話しました。