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樹の個性に合わせた剪定を 桃生産部会現地指導会【🎥動画あり】

[2020.08.25]

▲参加者からの質問に答える須崎営農技術指導員

 桃生産部会は25日、小牧市高根の鈴木明さんの桃園で、桃の夏季剪定について現地指導会を行い、部会員とJA職員合わせて43人が参加しました。

 夏季剪定は樹勢を抑制し、内部への日当たりを良好にすることで、翌年の結果枝が充実するなどの効果が期待されます。

 コロナウイルスの影響により、今年度は今回が初開催となった現地指導会。熱中症対策として桃生産部会より参加者1人1人に当JA生産の玄米茶が配られました。

 冒頭の挨拶で木下部会長は「非常に暑い中、現地指導会に参加していただきありがとうございます。毎年毎年気候には悩まされていますが、今年に至っては収穫時期に雨が多く、皆さんも非常に苦労したと思います。来年がどんな年になるかは分かりませんが、良い状態の桃が出来るように剪定の仕方について今一度確認し、準備をしていってください」述べられました。

 また、今年度より講師として参加した須崎営農技術指導員は、「ようやく現地指導会が開催できて嬉しく思います。ありがたいことではありますが、今年はまだ台風が到来しておりません。しかしながら、その分作業としては少し遅れが出てきている所もあるかと思います。来年、充実した新梢を出すために必ず適正な作業をお願いします。また、剪定は樹勢の状態を見ながら行うため、必ずこうするといった正解はありません。樹の個性に合わせて剪定していくという考え方が必要です。皆さまも常に樹の状態を意識し、来年のイメージを持って剪定して下さい」と資料を片手にアドバイスを送りました。

 質疑応答では「今年大量に発生したカメムシは今後どうなっていくのか?」などの質問が挙がり、防疫防除に対して意識の高さが見られました。

 実際の樹を用いて行われた実演指導では、須崎営農技術指導員がアドバイスを送ると、参加者同士でも盛んに情報交換が行われていました。

 次は11月頃に秋季剪定の現地指導会が行われる予定です。

▼当記事の45秒ニュース(動画)

▲参加者の前で挨拶をする木下部会長

▲実演指導の様子(鈴木さんの桃園にて)

▲今年度の桃の収穫状況等について説明する水谷浩孝専門員(尾張農林水産事務所農業改良普及課)

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