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特産物を守る モモサポ養成講座開講式

[2020.03.02]

▲参加者に摘蕾の説明をする水谷専門員㊨

 JA尾張中央地域担い手育成総合支援協議会は、本店で2日、令和2年「モモ栽培サポーター養成講座」の開講式を行いました。同講座はJAと愛知県尾張農林水産事務所が協力し、摘蕾から摘果・袋掛け・収穫・整枝剪定の作業を座学と実習で学びます。期間は3月~11月で月に1~3回程行い、講座終了後、桃農家の作業支援ができる人材を育成します。
 JA管内の春日井市・小牧市は最盛期の昭和35年を境に、宅地開発や担い手の高齢化・後継者不足で農地が減少。最盛期の栽培面積881㌶に比べると、近年は約1割強となっています。
 今年はJA広報誌の他に、中日新聞へも募集記事を掲載。参加者は前年比2倍の12名に増加し、30代から80代の男女と幅広い世代が集まりました。また、初めての試みとして「改めて桃栽培の基礎知識を学び、ほ場巡回先の農家が抱える悩みをしっかり理解したい」という思いを持った営農渉外担当者2名が参加します。
 講座では、農業改良普及課の水谷浩孝専門員が講師を務め、管理作業の目的と管理方法を指導します。また、受講生が研修圃場にて作業する実習も併せて行います。修了生は、モモサポータークラブ員として、農家圃場での援農作業を行います。
 同協議会長を務めるJAの稲垣武磨常務は「昭和10年に始まった桃栽培は昭和35年にピークを迎え昭和45年頃から減少傾向が進み、担い手不足が深刻な問題となっている。桃栽培は1・2月以外気を抜くことができず、作業に慣れるまでは大変ですが、この講座で桃栽培の知識を学び、一緒に特産物である桃を守りましょう」と激励しました。
 受講生は「春日井に住んで30年になりますが、いつも桃は食べるばかりでした。仕事を退職した次の目標として、この地の特産物である桃を栽培したい」「今後、家業の農業を引き継ぐために小牧へ帰ってきました。作業に慣れた家族からの説明だけでなく、講座で基礎から学び、知識を深めていきたい」と講座参加への思いを話しました。

▲稲垣常務のあいさつ

▲講座への意気込みを話す参加者

▲摘蕾作業を実際に行う参加者

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