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穂の1本・米の1粒を大切に収穫 鷹来小学校

[2016.10.28]

束ねた稲をコンバインで脱穀するJA職員

かまでしっかりと稲を刈り取る児童

刈り取った稲をヒモで束ねる児童ら

コンバインによる稲刈りを披露

 春日井市立鷹来小学校5年生75人は26日、6月2日に児童が植えた「あいちのかおり」の稲刈り体験を行いました。1980年当時の田楽支店長が小学校に働きかけて以来、30年以上続けられています。

 10数年にわたり同小の田植えを指導している地元農家の臼田照夫さん(79)から、かまの扱い方や稲の束ね方の説明を受け、約7㌃の田で丁寧に稲刈りをしました。その後JA職員が児童らの束ねた稲をコンバインで脱穀し、稲刈りの実演を披露しました。

 途中、2年生が作業を見学に訪れ、臼田さんから穂の説明を聞き「稲をたくさん刈ってストレス発散だ」「稲を束ねるヒモがなくなったから早くちょうだい」と張りきって作業に取り組む5年生の姿を楽しそうに眺めました。

 臼田さんは「せっかく汗水流して頑張って稲刈りをするのだから穂は1本も残さないことを学ぶことにその甲斐がある。だから、給食も米1粒も残さないことにその意味がある」と話しました。

 同校の南翔一教諭は「子どもたちは夢中で稲刈りに取り組んでいた反面、穂を落としてしまうこともあった。何㌔収穫できたかではなく穂の1本1本を大事に刈り取ったかが重要でそれが給食を残さない食の大切さに繋がり、子どもたちは食物を作ることの大変さとありがたみをより理解できたのではないかと思います」と笑顔で話しました。

 同校では、卒業式に赤飯が配布される予定です。

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