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農業が夢を持てる仕事に 新規就農・6次産業化講演会

[2018.03.24]

 
 ▲株式会社萬秀フルーツの大﨑佳子取締役による講演

 

 JA尾張中央(春日井市・小牧市)地域担い手育成総合支援協議会と小牧市は、同市高根の本店で24日、農業に向き合い夢に向かって取り組んでいる農業者2人を講師に招き講演「新規就農・6次産業化講演会~農業ってものすごく夢がある~」を開催し、春日井市・小牧市の農業者、一般市民合わせて36名が参加しました。

 同講演は、愛知県美浜町でグレープフルーツやその他柑橘類の生産から商品開発・製造・販売を行っている株式会社萬秀フルーツの大﨑佳子取締役、岐阜県関市で水稲を生産し米粉を使った様々な商品を開発販売しているPLUS株式会社の三輪忠士代表取締役により2部構成で行いました。

 大崎さんは「6次産業化の認定を受け、人とのつながりがたくさんある行政とかかわりを持つことが大事。彼らが多くの人に自分たちのことを伝えてくれるのでお客様が増える。商品のパッケージも重要で、私は女性の好むお菓子や化粧品のパッケージを参考にした。どのようにすればお客様に買っていただけるかなどを研究し続け、結果として当社の商品に〝ちゃんとおいしくてちょっと可愛い〟というコンセプトが生まれた」と6次産業化に取り組む中でのポイントを説明しました。

 三輪さんは「食品を製造する際に安全を確保するための衛生管理手法〝HACCP〟(ハサップ)の認定は、各自治体(都道府県、政令指定都市等)が食品関連事業者を対象に、HACCPの考え方を参考にして独自に基準を設け認証している制度〝自治体HACCP〟を活用して行政から安全だというお墨付きをもらうことが比較的お金もかからずお勧めです」とアドバイスしました。

 質疑応答では、参加者から「数ある米粉商品のアピールで決め手は何ですか?」という三輪さんへの質問に「商品を製造する加工施設の安全管理の徹底さもアピールすることです。空気中に微量のアレルギー物質が含まれているだけでも反応してしまう重度の食物アレルギーの方もおられるので」と安全・安心の重要性を説いて答えました。

 講演前に小牧市の余語智農政課長は「小牧市の就農人口の販売農家は、平成17年は1134名、平成27年は650名。その年齢層で65歳以上は、平成17年は62%、平成27年は71%。それらの対策のひとつとして今回の講演を企画させていただきました」とあいさつしました。

 
 ▲PLUS株式会社の三輪忠士代表取締役による講演
 
 ▲質疑応答で積極的に質問する参加者
 
 ▲小牧市の余語智農政課長のあいさつ
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