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長い月日と苦労でおいしくなる米    神屋小5年生

[2018.10.16]

 
 ▲稲刈りを楽しむ児童

 

 春日井市立神屋小学校の5年生39人が16日、稲刈り体験を行いました。同校では5年前から地元農家の落合照道さんらとJAとの協力で、社会科・総合学習の授業として夏に田植えを、秋に収穫の体験学習を行っています。

 この日は、5年生の児童が鎌を使って稲を刈り取り、麻紐(あさひも)で束ねました。稲刈りをするのが初めての児童もおり、楽しそうな表情で作業を行いました。

 収穫した米「あいちのかおり」は家庭科の「お米を炊く」調理実習で使います。

 地元農家・落合正和さんは冒頭で「6月4日の田植えから今日の稲刈りまで135日掛けて大きな稲に育った。このように米ができあがるのに1年の約3分の1も使う。刈った稲は水分があると腐ってしまうので保存するために2週間から3週間干して乾燥させる。それから脱穀(だっこく)で稲から籾(もみ)を外し、籾すりで籾から籾殻(もみがら)を除去して玄米にし、精米で玄米の表面を削り白米にする」と、米が稲刈りをしてから食べられるようになるまでの作業工程を説明しました。

 児童は「稲を思いきり刈り取る瞬間が爽快で気持ち良かった。お母さんが野菜作りをしているので手伝いをしたことはあるが、6月の田植えから今日の稲刈りまでの米作りは自分にとって初めての経験で楽しかった」と満足気でした。

 同校の担当教諭は「普段何気なく食べているお米は、農家さんたちの苦労がありおいしく食べられることを感じてほしい。子どもたちも実際に米作りを体験したことで、作業時の苦労を思い出し米の一粒一粒がより大切になりおいしさに深みが増すのではないか」と期待を寄せました。

▲黄金色に実った稲穂を一斉に刈り取りを始める児童ら
▲ 「もっと刈りたい」と稲刈りを楽しむ児童ら
 ▲稲刈りを指導する地元農家・落合正和さん

 

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