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長梅雨猛暑の環境下も高品質の出来栄え 春日井農業祭ぶどうコンクール【🎥動画あり】

[2020.08.21]

▲真剣な表情で最終確認をする審査員一同

 JA尾張中央と春日井市で構成する春日井農業祭実行委員会は21日、「春日井農業祭ぶどうコンクール」を春日井中央支店エントランスで行いました。

 市内のブドウ農家14戸が「巨峰」15点、その他巨峰以外の品種として「シャインマスカット」「ブラックビート」「クイーンニーナ」など17点を出品し、同市特産のブドウの出来栄えを競いました。

 県農業改良普及課、JA職員らが審査員を務め、糖度、着色、房の形・揃い等に対して入念に確認し、選定を行いました。

 審査の結果、優秀賞である春日井市長賞には、大泉寺町の牧野守さんのブドウが選ばれ、その他10点が入賞しました。

 最多出品数があった品種”巨峰”の平均糖度は19.4度、最高糖度は21.1度となり、非常に高水準の出品となりました。

 尾張農林水産事務所農業改良普及課の水谷浩孝専門員は「今年は記録的な暖冬から始まりましたが、芽吹きから開花の時期までは順調に生育が進んでいたかと思います。しかし、その後は予想以上に梅雨が長引き、曇天が続いたことで、ベト病を始めとする病害虫が多発し、対応に追われた農家が多くありました。さらに、梅雨明けからは一転して猛暑となり、栽培管理には非常に困難な年になっていたと思います。そうした中で今回出品されたブドウは優れたものが多く、農家の方々の努力が非常に感じられました。美味しいブドウ作りにご尽力いただいている農家の皆さまに、感謝を申し上げたいと思います。」と講評を述べられました。

 例年では春日井市役所で行われる同コンクールですが、今年度はコロナウイルス感染拡大防止の観点から場所を屋外へと移し、コンクール後の即売会については場所を変え、3ヶ所で分散販売するなどして対応しています。

 今回の出品物については、FMぐぅぴぃひろば、GC春日井中央店、GC味美店にて同日14時より即売会を開始。

 商品が運ばれる前から売り場では長い行列ができ、1房400円台からとお値ごろの価格に値付けされた出品物は、あっという間に来店者の手元へと渡っていきました。

◇主な入賞者の皆さん(敬称略)▽春日井市長賞 牧野守(大泉寺、巨峰)▽尾張中央農業協同組合組合長賞 伊藤堅治(坂下、シャインマスカット)▽尾張果樹振興会会長賞 稲垣浩之(大泉寺、巨峰)▽春日井市農業委員会会長賞 伊藤美知代(大泉寺、巨峰)▽中日新聞社賞 安藤美代子(大泉寺、クイーンニーナ)▽農業祭銀賞 服部芳徳(巨峰)、尾関潔(ベリーローザ)▽農業祭銅賞 後藤祐浩(巨峰)、牧野守(ゴルビー)、伊藤堅治(ブラックビート)

▼当記事の45秒ニュース(動画)

▲出品されたブドウの確認をする、長谷川組合長(中)山田常務(左)と営農指導課職員

▲優秀賞(春日井市長賞)に選ばれた、牧野守さんのブドウ

▲売り場に並べられた出品物を手に取る来店者(FMぐぅぴぃひろばにて)

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