魅力ある物件づくりを 豊山住宅部会総会
[2016.05.17]
豊山住宅部会(大口耕造会長、31人)は17日、豊場支店で第5回総会を開きました。
同会は、JA指導で建設した賃貸住宅のオーナーが、賃貸住宅経営の健全化を推進し、税務・法務・経営管理等の知識の習得と会員相互の親睦を深め、会員の生活向上に期することを目的に活動します。
総会では、平成27年度事業・会計・監査報告、平成28年度事業・会計予算・会費納入などの議案を承認しました。
事業計画として、税務研修会や視察研修会の開催・会員の拡大などをJAと連携し進めていくことを決めました。
安藤茂市組合長は「相続時の非課税制度が減額されてきているがまだまだ高い。節税について元気なときに家族とじっくり話し合って相談してほしい。支店でも相続セミナーや税務相談を行っているので積極的に活用してほしい」とあいさつしました。
総会後、株式会社娯住創の清水勝代表取締役が「オーナーも知っておきたい満室へのストーリー~厳しい賃貸住宅経営を勝ち抜く事業創り・価値創り~」と題した講演を行いました。清水さんは、ターゲットを明確にして、住み手にとって魅力ある部屋を提供することが大切だと説明しました。
続けて、JAあいち経済連賃貸管理センターの鈴木康仁さんがリノベーションについて講演を行いました。主に水廻りやバリアフリー化など部分的な修繕をすることを指すリフォームに対し、建物を活かして内装や外装などを改修するリノベーション。建て替えより低コストでリニューアルでき、完成時は新築と同じような効果があり入居率アップにつながると説明しました。