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鳥獣被害対策にドローン活用 鳥獣被害防止対策協

[2018.07.19]

▲イノシシ検知のデモンストレーションのためドローンを飛ばす松浦さん

 小牧市鳥獣被害防止対策協議会は19日、「株式会社テラ・ラボ」協力のもと、小牧市野口で小型無人機「ドローン」を使ったイノシシ検知のデモンストレーションを行いました。当日は、関係者約20人が集まり、ドローン飛行の様子や撮影している映像を中継車で見るなど活用方法を学びました。

 同協議会は、鳥獣等による農作物の被害が増加していることを受け、平成29年度に設置しました。年々イノシシの目撃情報や被害報告が増え、市内の野口、大山、大草、上末など各地で報告されています。昨年度の報告件数は41件(うち捕獲実績は23件)です。今年度イノシシ捕獲用の捕獲檻を新たに5基購入し、現在10基の檻を設置して鳥獣の被害防止に努めています。

 今回のデモンストレーションは、同市地域活性化営業事業部農政課の余語智課長が岐阜県可児市で行われた鳥獣対策研修に参加した際、テラ・ラボの活動を知ったことがきっかけです。テラ・ラボは名古屋や犬山・多治見など各地でドローンを使った鳥獣調査を行っています。

 冒頭でテラ・ラボの松浦孝英代表取締役は「撮影の仕方やドローンを飛ばす時間帯、事前調査によって、鳥獣を検知できるか否かが分かれる。ドローンでイノシシを捕獲できるわけではないので、鳥獣被害防止対策の入口だがドローン活用が対策の一助になれば」とデモンストレーションについて説明しました。

 JA小牧東部営農生活センターの中山峰洋センター長は「この地域は市内でも多くの生きものと共存する地域だから、ドローン活用で広域に渡って上空から検知するなど生態の活動場所を特定できれば」と期待を寄せました。

 余語農政課長は「最近イノシシの被害が拡大しており、各地で野菜などが頻繁に食い漁られている。ドローンを使って鳥獣等の生態を把握し、捕獲檻設置に効率的な場所などを知って一頭でも多く捕獲につなげていきたい」と意気込みます。

▲余語農政課長のあいさつ

▲飛行映像を確認する関係者ら

▲サーモグラフィーの熱系反応でイノシシ検知したのを確認する見学者

  ▲イノシシ検知のデモンストレーションのためドローンを飛ばす松浦さん

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