
地元農家のほ場を訪問 中部大学『地域創成メディエーター』
[2024.06.19]
中部大学で地域創成メディエーター資格の取得を目指す応用生物学部食品栄養科学科管理栄養科学専攻の1年生2人が6月5日、春日井市神屋町の稲垣さんのほ場を訪問し、「じゃがいもの調理特性を活かした料理」をテーマにした研究活動をスタートしました。
地域創成メディエーターとは、地域社会の再構築を担う実践的人材の育成を目的に、同大学が独自で行っている「人材育成体験プログラム」を修了した学生に与えられる資格のことです。プログラムでは、学生が地元農産物を活用した料理提案により産直施設の売り場活性化を図る研究を毎年行っており、中部大学と包括的連携協定を結ぶ当JAは、実験試料の提供、地元農家への訪問、ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばの視察など学生の研究活動へ全面的に協力を行っています。
今年で9回目となる今回は、品種が多くこの時期に出荷されるじゃがいもを研究対象とし、学生は稲垣さんに栽培・収穫・保存方法や品種による特徴の違いなど、様々な質問を行いました。
稲垣さんは「同じじゃがいもでも、種類によって色や大きさ、味、食感などが違います。ぜひ実際に食べ比べて、その違いを感じてみてください」と話しました。
学生は今後、産直施設の視察や店頭での料理提案など、研究活動を進めていきます。