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HACCP講習会開催 15年ぶり食品衛生法改正

[2020.10.12]

▲白菜を包丁で切った後の消毒について、溶液の濃度を確認する参加者

 産直振興課は10日、11日、不二支店2階会議室でHACCP(ハサップ)への対応について講習会を開催し、両日合わせて計69名の産直出荷者・関係者が参加しました。

 講義は【漬物・乾燥農産物等】・【精米・もち】・【その他加工品等】にカテゴリを分け、各2時間程度、2日間で延べ6回、開催されました。

 参加人数の最も多かった漬物・乾燥農産物等のカテゴリでは、営農振興課職員と講師が協力し、白菜を包丁で切った後の消毒について実演を行い、適切な対応を呼びかけました。

 今年は食品衛生法が15年ぶりに改正され、2020年6月1日からはその一部が施行、HACCPへの取組は1年間の猶予期間を経て完全に制度化・義務化されます。

 HACCPとは国際的に認められた衛生管理の手法で、食品等事業者が食中毒や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握して、製造工程で危害要因を除去又は低減させるように重要な工程を管理し、製品の安全性を確保する方法です。食の国際化が進み、日本でも導入される事が求められていました。今後は法令化に伴い、HACCPに沿った衛生管理が出来ない場合は出荷が出来なくなります。

 毛利公彦農業振興部長は冒頭の挨拶で「HACCPという言葉自体が耳に馴染まない方も多くいらしゃるかと思います。また、何回も学習していただかないと、理解が難しい制度でもあります。今後はHACCPの考え方を取り入れ、今まで以上に安全・安心なものづくりをお願いすると共に、皆さまが制度に対応していけるよう、当JAとしてもサポートさせていただきます。」と話しました。

今後については、同内容の講習会を16日、17日に、春日井中央支店、本店で開催する予定です。

また、この講習会はJA共済の協力のもと行われています。

 

【参考資料PDF】HACCPをご理解いただくために -厚生労働省ウェブサイト-

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/HACCP_shohisha_20160438.pdf

▲ホワイトボードでHACCPの考え方を説明する講師

▲産直振興課職員と講師で協力して行われた実演

▲今回の講習会参加者には、出荷物に貼付する「Let’s Go 産直!キャンペーン」のシールが配布されました

 

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