
こんにちは産直さん

△一列に同じ品目をずらりと栽培する専一さん
吉田 専一(よしだ せんいち)さん 小牧市外堀
栽培面積
約12㌃
出荷店舗
ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば
栽培作物
白菜・大根・キャベツ・ブロッコリー・玉ねぎ等
農業はやればやるほど奥が深い。初心に返ってさらによりよいものを。
「野菜は日々表情が変わる。毎日畑に行って成長を見るのが楽しみ」と話す専一さんは、退職されてから農業を始め、ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばのオープンをきっかけに産直出荷を始められました。週に2回、西部営農生活センターで行っている野菜集荷を利用し、ぐぅぴぃひろばへ出荷しています。出荷を始めてから“自分が作る野菜を消費者の方々に食べてもらえる”感謝と喜びを日々噛みしめているそうです。
栽培のこだわりは“土づくり”。乾燥した藁を細かく切り、土に混ぜて耕します。藁を入れると、ふかふかの肥沃な土になります。専一さんが得意とする葉物野菜は、大きく伸び伸びと育つように畝幅(うねはば)を他より広くとって栽培しています。
昨年、営農企画課がオススメする『紫奏子(むらさきそうし)(紫白菜)』と『サトウくん(キャベツ)』の栽培に初挑戦しました。新しい野菜に挑戦するときは、お孫さんに野菜を食べ比べてもらい、お孫さんに太鼓判を押してもらってから本格的に栽培して、出荷を始めます。
これからの展望について伺うと「農業はやればやるほど奥が深い。初心に返り、常に一年生の気持ちでさらにより良い野菜を作っていきたい」と笑顔で話していただきました。
(JA尾張中央 広報誌 ふれあい2019年2月号「こんにちは産直さん」掲載)