「『前川善明』の生産ラベルがブランドになるように品質第一で農作物を作っています」と話す前川さんは、子どもの頃から農作業のお手伝いをされ、退職されてから本格的に農業を始められました。

　勝川町で農業を営む前川さんは、勝川周辺の畑は以前水田だったため、耕土が薄く土を掘るとすぐ小石が出てくるので常に石拾いからスタートされるそうです。いつも奥様と一緒に夫婦二人三脚で作業されています。雑誌「やさい畑」やインターネットなどを見て、できる限り消毒薬を使わないように工夫されているそうです。

　これからの展望について伺うと「自分の生産ラベルがブランドになるよう、①品質第一②他の生産者と競合しない独自の特徴あるものを出荷する③ポップを積極的に使い、消費者に直接出荷物をＰＲしていく。この３点を心がけて農業を続けていきたい」と優しい笑顔で話してくださいました。

▲前川さんが栽培する色鮮やかな唐辛子