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こんにちは産直さん


戸田 克則(とだ かつのり)さん 春日井市四ツ家町

出荷店舗
GC春日井中央店、GC味美店

日々を振り返り、農地を守っていく

6年前の退職から本格的に農業へ
 古くからの農家で、水稲栽培は播種、刈取り、乾燥、籾摺りに至るまで全ての工程が自宅で出来る程に機械がそろっていたという戸田さん。繁忙期には家族総出で作業をするなど、幼いうちから農業に慣れ親しんできました。6年前の退職をきっかけとして本格的に農業へ取り組みはじめ「アグリ講座in春日井」の受講や母親からノウハウを学んだ数年間を経て、今ではほ場管理・栽培・出荷までを1人でこなしています。

パソコンに蓄積されたデータを活用
 「毎年同じことをしても昨年、一昨年と出来映えが違うんですよね。色んな事を試し、良いことも悪いことも次に活かしていけるよう、日々の振り返りは大切にしています」と話す戸田さん。様々な出来事を次の作付けに活かすため、パソコンを使って毎日欠かさず「農業記録簿」という独自の日記を付けたり、販売記録をつけて出荷状況を管理したりしています。「農業記録簿」には今日どんなことをしたか、どんなことがあったかなどを都度記録し、作付け時期に過去の記録を見返すことで、収量アップや品質向上に繋がるよう計画的なほ場運用を徹底。販売記録は実際の産直売場と照らし合わせることで需要の見極めに役立ち、ビニールハウスで早めの苗育成をするなど販売時期を見据えた栽培管理に繋げています。
 パソコンに蓄積されたデータは戸田さんの第二の頭脳として、日々の農作業を支えています。

朝採れ野菜にこだわって地域貢献を
 新鮮な朝採れ農産物の出荷にこだわるため、戸田さんは朝5時前から農作業をスタート。「おかげで規則正しい生活になっています」と話し、農業を中心としたルーティンをこなしながら、日々新鮮な農産物を店頭に並べています。
 「振り返りと改善を繰り返し、苦労してできた良い野菜が消費者の方の手に渡るのはとてもやりがいがあります。健康に気を付けながら、これからも生活の一部として農業と付き合って、地域貢献をしていきたいです」と笑顔で話してくださいました。

 

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