「できるかぎり減農薬・有機野菜栽培でおいしい野菜作りを心掛けています」話す欽也さんは、三河地方出身で幼少期から農作業を手伝われていました。その頃から培ってきた経験を活かし、現在も週に3、4日仕事をされながら、約10㌃の畑で様々な品目を栽培されています。

　春日井市に引っ越してきてから“自然が好き”と“健康に良さそう”という気持ちから、農業を始められました。収穫できた野菜は、ご近所の方々におすそ分けされていましたが、周りの方に勧められてファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばに出荷されるようになりました。新鮮な野菜を消費者に届けたいという思いから、忙しくても野菜は朝収穫します。7時頃ぐぅぴぃひろばに出荷してから、仕事に向かわれます。

　欽也さんのこだわりは、必要最低限の農薬しか使わないこと。白菜・キャベツ・ブロッコリー以外は、農薬散布をしていません。農薬を使わず済むように、強い野菜作りをしています。堆肥は愛知牧場のものを使用し、もみ殻を混ぜるなどこだわりをもって土作りをされています。

　これからの展望について伺うと「今後も新鮮でおいしい野菜を作って、ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろばに出荷したい」と笑顔で話していただきました。

（ＪＡ尾張中央 広報誌 ふれあい２０１９年１月号「こんにちは産直さん」掲載）