
こんにちは産直さん

田村 忠男(たむら ただお)さん 春日井市柏原町
栽培面積
25a
出荷店舗
GC春日井中央店・GC味美店
香り高い山ウドに魅了されて
きっかけは幼いころの記憶から
長野県出身で近くに山があり、幼いころから親の手伝いで山菜取りなどをして、自然と触れ合っていたと語る忠男さん。そうした思い出をきっかけに、約20年前に竹林に囲まれた土地を借りて農業を始めました。
現在は別の仕事をしながら、趣味として山ウドなどの山菜を中心に栽培・出荷をしています。
より自然のままの美味しさを
「やっぱり香りが良いですね」と話す忠男さん。様々な山菜を栽培していますが、中でも特徴的な香りを持つ山ウドへのこだわりは強く「より自然のまま」を栽培のモットーにしているそうです。
最初は自ら山に行き、そこで自生していた山ウドを採取・株分けすることから始めました。山ウド栽培方法は、日を当てず白く柔らかく育てる軟白栽培が一般的ですが、忠男さんは日を当てて自然本来の環境で栽培を行っています。そのため風味と食感が良く、本来の美味しさが味わえます。
苦労もあるが、何より楽しい
農機を持っていないため、雑草を抜いたり耕したりなどの作業は全て手作業で行っているそうです。そのため大変なことも多いですが「今年はまだ出ないの?」と出荷を楽しみにしてくれるお客さんの声もあり、やりがいになっています。
「農“業”という仕事としてではなく、趣味として楽しんでいます。苦労もありますが、作物の生長を見守りながら収穫して、自分で食べたり人にあげて喜んでもらえたりするのは面白く、自然に畑に足が向きますね」と話す忠男さん。今年は新たに山ウドを300株増やし、来年には倍の収穫量が見込めると期待に胸を膨らませています。