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こんにちは産直さん


河瀬 秀哉(かわせ ひでや)さん 小牧市大草

飼育規模
約24,000羽

出荷店舗
FMぐぅぴぃひろば、GC桃花台店、GC味美店

健康な鶏から産まれる健全な卵を届けたい

創業60年の河瀬養鶏を継ぐ
 河瀬秀哉さんが代表を務める河瀬養鶏は創業約60年、伊勢湾台風に見舞われた頃に先々代が小牧市味岡で起業し、生産をスタート。その後、より広くより良い自然環境を求めて、現在の大草へと生産拠点を移しました。秀哉さんはその間、一宮市で養鶏の勉強や経験を重ね、20年前から本格的に生産活動に携わりはじめました。「休みが取れないのが一番大変でしたね」と当時を振り返ってくださいました。

オリジナル配合の飼料とストレスフリーの環境づくり
 「健康で元気な鶏からは美味しい卵が産まれるんです」と話す秀哉さん。その健康な鶏づくりを徹底的に追及する為、配合飼料と飲料水の厳選や自然に近い環境づくりに特に力を入れています。
 鶏たちが毎日食べる飼料は既製のものでなく、素材にこだわって配合した特注品。企業秘密というその配合割合は、卵の味や色味などを高品質なものに仕上げます。さらに、地下60mから汲み上げるミネラル豊富な天然の井戸水と、自然喚起で高床式の開放的な鶏舎が鶏の健康を支え、秀哉さんが目指す新鮮で美味しく安全な「仙寿卵」となっています。実は、商品名の由来は井戸水の「仙水」と母親の名前から一文字取った「寿」をかけて作られたとの裏話も教えていただけました。

飼料価格高騰の中でも高品質の維持を
 12年程前から「名古屋コーチン」の取扱いをはじめ、5年前からはネット販売もスタートするなど、今日まで新たな挑戦や販路の拡大等にも積極的に取組んできました。直売所や産直施設で消費者の生の声を聞きながら、商品開発に活かしていきます。
 「飼料価格の高騰が続きますが、品質に妥協せずに生産を続け『仙寿卵』というブランドを大切にしていきたいです。飼料にこだわっているので、卵かけご飯などで生の味をぜひ味わってみてください。ちなみに妻のオススメは、名古屋コーチンの鶏肉を使ったキーマカレーで、さらに生卵を落として食べると抜群に美味しいです」と笑顔で話してくださいました。
 今後は名古屋コーチンを加工した新商品の開発などにも精力的に取り組んでいきたいそうです。

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