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こんにちは産直さん


松浦 将志(まつうら まさし)さん 小牧市本庄

トライアスロン×会社員×農業

 「ちょっとしたすき間時間を有効活用すれば、やりたいことは全部できる」と話す将志さんは、平日は会社務めする傍ら、早朝や昼間、夕方から日没までのすき間時間をフル活用して、農業とトライアスロンの練習を両立しています。
 トライアスロンを始めたのは32歳の頃。バイク通勤を自転車通勤に変えたところ自転車の面白さに目覚め、社会人になってからフルマラソンをしていたので『あと泳げればトライアスロンに挑戦できるのでは』と一念発起して水泳を開始。東京オリンピック開催が決定した頃から、東京オリンピック出場を目標として、通勤時に自転車、仕事の合間にジョギング、休日は水泳と時間を余すことなく練習に打ち込み、平成30年にはデンマークで開催された「ITU世界ロングディスタンストライアスロン世界選手権」に日本代表として出場しました。
 先の大会以降は、練習時間を減らし、母から畑仕事を受け継いで本格的に農業を始められました。無料動画サイト「YouTube」を見て農作業のノウハウを習得。減農薬栽培に努め、化成肥料や鶏糞などを土に混ぜたあとは、農薬を使わずコンパニオンプランツなど自然の力を利用して栽培します。
 当JAの営農企画課が推進する計画作付けにも積極的に参加し、今季は「とんがりパワー(ピーマン)」「とろーり旨なす(白ナス)」「くり将軍(かぼちゃ)」に取組んでいます。
 「幼い頃から畑仕事をする家族の姿を見て育ってきたので、これからは自分がやらなければという使命感から農業を始めた。仕事をしながらでも時間を上手く使えば何でも両立できるので、今後はトライアスロンの練習も再開しながら農業に勤しみたい」と意気込みを話していただきました。

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