
職員によるスクミリンゴガイ駆除活動を実施
[2025.06.25]
当JAは21日、管内水田の中で被害の多い地区を対象に「スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)駆除活動」を実施し、有志役職員34名が参加しました。
この取組みは昨年度の業務改善制度で優秀提案賞に選ばれ、今回初実施に至りました。
長谷川浩敏組合長は冒頭の挨拶で「この活動は今年が初めてで、すぐに効果は見られないかもしれませんが、継続して行うことが重要です。来年、再来年とこの活動を続けていけば、スクミリンゴガイ被害の抑制につながると思います。気温が高い中での作業となりますので、熱中症には十分気を付けて、こまめに水分をとり無理せず活動を行ってください」と激励しました。役職員は捕獲器の使い方や注意事項を確認したあと各班に分かれ、8地区の水田の用水路を中心に成虫や卵を駆除しました。
参加した職員は「普段の業務では水田に足を運ぶ機会がないので、今回実際の水田を見て、被害の大きさに驚きました。生産者の苦労を理解する良い機会となりました」と話しました。
営農企画課職員は「近年生産者個人の対策では追い付かないくらい、被害の程度や範囲が急速に拡大しています。農協職員による大人数での物理的な駆除を行うことで被害の抑制に繋がるのではと思い、今回の取組みを実施しました。定期的に実施をすれば、年を追うごとに被害が縮小していく可能性があります。来年は当番制を導入し定期的な実施を目指したいです」と話しました。